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酸化した世界で君と詠う

第14章 【番外編】ストレス・これってデート?


※次はデートの話
この後出てくる四神達の声は琴華に聞こえない

その日は琴華と太宰さんは休みだった
太宰さんは暇だから何処かに遊びに行こうと琴華を誘った
その会話を聞いていたものが4人
次の会話はその一部である



「え、遊ぶ?……遊ぶって何するの?」

“いいですね!太宰様”

“逢瀬じゃな”

“逢瀬!?それは付き合った恋仲がするのではないのですか?”

“付き合っていない男と女が出かけるのも逢瀬と言うらしい”

“遊びと逢瀬って何が違うんだ?”

“さぁな、人間の考えていることは判らん”

“こうしてはおれぬ、お主ら”

“なんかやる気が出てる……”

鈴と輝羅と玲夜は紅を引いたような感じだった

「う〜ん、年頃の女の子ならスイーツ巡りとか?」

“スイーツ!!信玄餅とかですかね”

“あれってスイーツって言うのか?”

「ス、スイーツ!?」

琴華は食い気味に太宰を見つめる

“食いつきましたね”

「行くかい?」

「行こう行こう」

“あ、あの……紅様、いくら琴華様が心配だからってこんな風に傍観するのは良くないと思いますが……”

“プライバシーの侵害ってやつか”

“黙って見ておれ”



場所は変わり、太宰と琴華はクレープを食べている

「さっきのパンケーキも美味しかったけどクレープも美味しいな〜」

“太宰坊も中々やるのぅ、まさか琴華にかかった甘味代を全部自腹で払っておる……”


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