第13章 女子会
突然だが女子会が始まった
メンバーはナオミ、鏡花、与謝野、琴華
「で、太宰とはどうやって付き合ったのかい?」
与謝野は酒を飲みながらニヤニヤする
「どうやって……太宰さんが普通に告ってきた」
「いやーー!それは素敵ですわ!!」
「あの人が……」
「じゃあ口づけはしたのですの?」
「し……た」
「手を出すのが早い」
「………」
鏡花の発言に驚愕する琴華
「太宰の何処に惚れたんだい?」
「……決めたことを貫き通すところかな」
「他には?」
「他は……全部が格好いい」
「イマイチだねぇ」
「すみません……期待に添えた答えが出せず」
「いいんだよ、琴華が太宰を語る姿が可愛いかったしねぇ」
「……」
照れる琴華
女子会は二時間以上続いた