第12章 武装探偵社
(おーなんかぞろぞろと出てきた……って、うん?)
聞いたことがあるような声をし、振り向くと
「鏡花ちゃん!?どうして!?」
「私、ここに置いてもらうことなった……お姉さんは?」
鏡花は琴華とはマフィアにいた頃に面識があり、食べ物をくれるお姉さん的な存在だった
「えっと、ね……私も色々あってここに来たの」
「知り合いなのか?」
「国木田くん、一応言っておくと琴華はポートマフィアの準幹部なのだよ……だから鏡花ちゃんにも面識があると思うよ」
「はぁ!?」
「琴華、自己紹介をして」
「はーい」
「初めまして、私の名は月詠琴華です……一応武装探偵社に入ってみたいなと思い、社員になるかわかりませんがよろしくお願いします」
その後、武装探偵社の社員全員の自己紹介が始まった
そして社長に会い、鏡花と同様、琴華は武装探偵社に置いてもらうことになった