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酸化した世界で君と詠う

第12章 武装探偵社


朝食を済ませ、太宰と琴華は武装探偵社の事務所へ
太宰が扉を開け、その先にいたのは

「どこ行っていたこの唐変木野郎!お前の所為で俺の予定は何回狂わせていると__うん?おい、太宰……そちらのお嬢さんは?」

「私の彼女」

「っ……」

(くっっ、、、照れる……これ) 

謎のダメージを受ける琴華

「は?お嬢さん、此奴が言っていることは本当ですか?」

琴華は言うのが恥ずかしいと感じ、照れながら頷いた

「あの……太宰が……女を……本命だよな?」

(え、他にも女がいたの!?)

琴華は国木田の発言を聞いて驚き、隣に居た太宰はにこりと微笑んで頷く

「私だって恋人くらい作るのだよ〜国木田君」

「やるじゃないか、太宰」

「うわー、太宰さんが恋人を連れてきている」

「すごいですね、太宰さん」

「ナオミ、尊敬しますわ〜」

「だ、太宰さん……!!」

「お姉さん?」


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