第9章 途切れることがない縁
中也が太宰の間合いに飛び込み、連続攻撃
「だったらこの攻撃も読まれてるんだろうなあ!パンチってのはなあ!こうやって打つんだよ!」
太宰のボディに猛烈な一撃を見舞う中也
「!」
中也は太宰にのど輪を極める
「動きが読める程度で勝てる相手と思ったか?」
中也はのど輪を決めたままナイフを取り出し
「終いだ……最後に教えろ」
中也はナイフを突きつけ
「態と捕まったのは何故だ……ここで何を待っていた」
(痛い……太宰さんどうなったの?)
琴華は目を少し開ける
その後、異能で自分の治療を専念する
「目的は3つ……一番は敦君についてだ」
「敦?」
「君達がご執心の人虎さ、彼の為に70億の賞金を懸けた御大尽が誰なのか知りたくてね」
「身を危険に晒してまで?泣かせる話じゃねぇか……と言いたいが、その結果がこのザマじゃあな、麒麟も老いぬれば駑馬に劣るってか?」