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酸化した世界で君と詠う

第4章 初めての任務


「とりあえず殺せ!!」

(なんか適当だな……ま、いいか)

「異能力・四季ノ神春式、乱れ桜」

琴華の周りには桜の花びらが舞、男達を襲う

「こいつ、ただの餓鬼じゃねぇ……ぐはッ」

「何だよ!あの桜は!?普通じゃない」

しばらく経った頃、琴華の周りは桜の花びらによって斬られた男達の死体まみれだった
真ん中には1人の男が立っていた
その男は異能力者だったらしく、風を使った異能を使って琴華を襲った 

「秋式、落雷」

男に雷を落としたが避けられて異能で攻撃されて琴華の身体は吹き飛んだ 

「っ……」

激しい激闘の末、最後に琴華は一瞬の隙を作ってしまい男が放ったかまいたちのようなものを喰らいそうになった

「春式、守護天華」 

桜の花びらを自分の前に置き、防御した
そして氷を使って剣を作って、一気に距離を詰め男に近づいた

「冬式、氷乱の舞」 

そう言って琴華の周りには氷の粒みたいなもの出来て、男を襲った、最後に剣を振って男を殺した
目的を達成できた琴華は倉庫から出てきた

「お疲れ様、今日の任務はこれで終わり、よくできたね」

太宰が琴華の頭を撫で、琴華は少し照れた

「あの娘は、何者なんだ?」

先程太宰に口答えしていたポートマフィアの人がそう呟いた
太宰には聞こえたようで、こう答えた

「私の部下だよ、君達より優秀な」

太宰が微笑み、その場にいたマフィアの人達は怯えた





※3年後、物語は黒の時代に突入
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