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酸化した世界で君と詠う

第31章 災いを呼ぶ者に終焉を


「邪神、手前はここで終いだ……これはお前が犯してきた罪の罰、せいぜい後悔してあの世に行け」

「!?」

「happiness in everything」

燈夜は異能で莫大な光線を陽香に向けて放つ

「な!?この娘ごと撃つ気か!!」

陽香は逃れようとするがリリアによって体が押さえつけられている為、逃れられない
そして燈夜が放った光線を喰らう
しばらく経った頃、陽香は倒れていた、そこにはリリアの姿はない
四神は燈夜の周りに集まる

「本当に終わったんだな」

「燈夜さん、リリアちゃんを__」

「心配するな、生きてるから」

「生きている?あの光線を食らって生きている人間など__」

「はぁ……出せばいいだろう」

太宰、四神は“え?”と呟く

「……」

突然、光が現れ、出てきたのはリリアだった

「酷いよ!!燈夜!いくら義理の娘だからってあんな光線を放ってきたら死んでいたかもしれないんだよ!!」

リリアは燈夜に抗議をするように言った

「えっと……説明をお願いします」

状況の整理が追いつかない四神を代表して鈴が燈夜に問いかける

「リリアは俺の異能生命体だ」

「そんなの聞いておらぬ」

「話していなかったからな」

「だから躊躇なく撃てたのですね」

「単なる冷酷な奴だと思ってた」

「手前ら……」


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