第18章 白鯨にて
琴華は突然、本を思っきり閉じた
「無理無理無理!!」
(この先は読みたくない……うぅ、馬鹿〜何変なことを思ってるの私!!)
(マシなところから読みたい……紅に頼むか)
「紅〜、出てきてほしいのだけど」
紅が出てきた
「なんじゃ?」
「この本……ちょっと私が無理そうなところがあるからマシなページから読みたいんだよね、紅的にマシだと思うページを見つけて私に渡してほしい」
「お主……処女かのぅ?」
「否定はできないけどそれ言われると少し傷つく!!」
「その本とはなんじゃ?貸すのじゃ」
紅は琴華から本を貰った
少し読んで後、マシなページを探し初める
「この本に書かれていることは半分が本当で半分がでたらめじゃ、軽く受け止めるくらいにしておくのじゃ」
「しかし……何故この作者は神界に詳しいのじゃ?声を聞けるだけでこんなに詳しくかけるのかのぅ……あ、、、」