第7章 苦手な物✳︎山峰大輝
明結『うっわぁ〜真っ黒な雲………雷とかなるのかな?』
大「さぁな。」
明結『はぁ〜傘持ってきたら良かったー』
窓を覗いてた明結が壁に背中をつけ座りこむ
ん?あいつ、顔色悪くねぇーか?
そーいや、いつもみたいな覇気が感じられねぇーし……
大「……お前…雷無理なのか?」
明結『は?そんな事ない…』
ピカッ!ゴロゴロ
明結『ギャア!!』
大「っ‼︎‼︎」
やっぱり雷ダメなんじゃねーかよ
てか、かなり近くに落ちたぽいな……
停電までしやがって……
おかげでただでさえ暗かったのに今じゃほとんど周りが見えねぇーほど暗い
大「おい、大丈夫か?」
……………
なんで返事しねぇーんだよ…
まさか!ビビった時に頭でも打って気絶してるとかか⁉︎
大「明結!何処だ!明結!」
暗闇の中手探りで明結を探す中々見つかんねぇーから目が慣れてきた
……あれって…
部屋の隅で丸くなって震える物体。
ぜってぇー明結だ!!!
大「明結。大丈夫か?」
隣に座りゆっくりと震える背中を撫でてやる
明結『大輝、、、怖い。。怖い、、よ、、』
大「はっ!よくそんなんで大丈夫とか言えたな!」
明結『うぅ』
ピカッ!ゴロゴロ
明結『ヤッ!!』
ギュッ!
っ!可愛い……