第7章 苦手な物✳︎山峰大輝
ザァァァアァァア
明結『うっそ!雨が降るとか天気予報言ってなかったよ‼︎』
大「……天気予報がぜってぇー当たるとはかぎらねぇーだろ」
明結『そーだけどさぁ……』
”はぁー”つってため息をつく明結の横で俺は空を見上げた
俺らは今、学校の玄関で立ち止まっている
あー、今日の晩飯の材料家に残ってたか?
この雨ん中スーパー行くんもな……
とか、考えてたら
明結『ねぇ、私は雨止むまで教室で待ってるけど。大輝も一緒に待ってるでしょ?』
大「はぁ?んでだよ?」
明結『え、いや、大輝も傘、無いでしょ?それに、、、1人じゃ寂しいし……』
へーえ、可愛いこと言うようになったじゃねぇーか
大「まぁ、てめーがどーしてもって言うんなら居ててやってもいいぞ」
明結『うわ、ムカつく。でも、いないよりはまし〜』
大「あぁ?んだと?」
明結『さっ、教室行きましょ〜』
大「ちょ、おい‼︎」
手を引っ張られ明結の教室まで連れて行かれる
てか!手ェいてぇーよ‼︎‼︎
どんだけ力入れてんだ⁉︎