第5章 充電✳︎威土誠也
明結『もし、テストで90点以下をとったら罰ゲーム。90以上なら一つだけ何でも言うこと聞いてあげるって言うのはどう?』
90以上って……無理だろ⁈
ば、罰ゲーム。。
冬也よりはマシだとは思うが特に気になるのが内容だよな……
誠「罰ゲームってどんなのだ?」
明結『んー?えーと、、、1日私に触れないとか?』
誠「はぁ?え、じゃあキスとかも…」
明結『無し!』ニコッ
無邪気に”ニコッ”って笑う明結とは反対に俺は一瞬フリーズした。
……………は?そんなんぜってぇー
嫌だーーー‼︎‼︎
明結に触れられないとか死んでも嫌だ!
このテストぜってぇーやらねぇー!!
誠「俺はテスト、やらねぇーから。」
明結『じゃあ、冬也に教えてもらって。バイバーイ』
誠「あぁ!待てよ‼︎」
ギュッ
出て行こうとする明結の腕を引っ張りそのまま後ろから抱きしめる
うぅ、この暖かさがなくなるなんて嫌だ……
でも、どちらにしろ冬也と勉強なんてしたらテストまで明結には会えなくなるかもしれねぇー。