第5章 充電✳︎威土誠也
明結『ここはこーやって、こーするの。わかった?』
誠「いや、全くわかんねぇ……」
今日はテスト前ってことで明結と勉強会してんだけど。
何なんだ?
なんで、xとy円の鉛筆なんだ?
レシートあるからわかんだろ普通?
明結『はぁ……。何がわかんないの?』
誠「……全部」
明結『……………』
誠「おい!その哀れみをこめた目で見んのやめろ‼︎」
確かに俺はあんましべんきょーできねぇーけど、一応!一応頭のいい冬也と同じ高校いけてんぞ‼︎!
明結『うん、私じゃ手に負えないし………冬也読んでくるね。』
誠「やめろ!と、冬也は呼ぶな‼︎」
あいつは何回かに一回テストして90以下だともれなくハリセンが飛んでくる……
明結『んー。じゃあ、今日は水曜日だから……土曜日!土曜日にテストするから!』
誠「っは?テスト?なんで?」
え、もしかしてテスト悪かったらハリセンとかか?