第2章 君という太陽✴︎寺本俊
俊「……明結さん?」
明結『…俊?っ!俊‼︎‼︎‼︎』
ぎゅーーーー
俊「明結さん!良かった無事で!」
明結『俊!俊俊俊俊‼︎うぅ、怖かった〜〜!うあぁぁぁ!くっ、つ、あぁぁ!』
俊「明結さん。」
抱きついてきた明結さんを俺は強く抱きしめ返した。
怖かったね。悲しかったね。
もっと早く見つけてあげられなくてごめん。
そんな、気持ちをこめて……
明結『ん、っ、うぅ、俊、もう、大丈夫、だから、』
俊「明結さん、本当に大丈夫ですか?」
明結『う、、うん。』
まだ、しっかりと喋れない明結さんをゆっくりと腕から離す
あぁ、それにしても……
俊「良かった。」
明結『な、何が?』
俊「明結さんに髪飾りあげて。それが光ってたから俺は明結さんを見つけられたんですよ」
明結『じゃ、じゃあ、俊は私の命の恩人ってこ、こと、かな?』
俊「それは大げさですよ。それに、」
明結さんっていう太陽があったから髪飾りは光ったんですよ。
✳︎。終わり。✳︎