第5章 澤村大地 剥き出しの嫉妬心
「痛かったな〜怪我したかもな〜」
3人の男の人達に囲まれる
『私のせいですみませんっ‥私良かったら救護セット持ってるので見せてもらってもいいですかっ?!』
マネージャーの時に持ち歩いている救護セットを今日も念の為に持ってきていた
「え?救護セットなんか持ち歩いてんの?」
耳にピアスをたくさんつけた金髪のお兄さんが私の顔を覗き込んでビクッとする
『はいっ‥普段はバレー部のマネージャーしてるので‥』
怖いけど‥怪我させちゃったかもしれないし‥
急いでいたとはいえ走ってぶつかっちゃうなんて私が悪い
「えー!マジ?!こんな可愛い子がマネージャーとか最高だべ!」
「じゃあお言葉に甘えて怪我してないかみてもらおうぜ‥その代わりマネージャーちゃんの身体も怪我してないか俺らが見てあげるからさ!」
『えっ?!私は大丈夫で‥?!』
大丈夫ですと言おうとすると大きな手で口を塞がれて言葉を出せなくなる
そのまま近くにあった広いトイレに連れ込まれる
ここ確かくる時にみたところ‥新しく出来たのか綺麗なおトイレだなって思ってたんだけど‥
「ここ殆ど人来ないから大丈夫だと思うけど‥大きな声出したら流石にバレちゃうから静かにしてね?」
何が起こったかよく分からないまま
怒られたら怖いからコクコクと頷く
「物分かりいい子は大好きだよ〜?」
耳にピアスをつけた金髪のお兄さんが近付いてくる
「まず怪我してないか俺らが見てあげるね〜!」
『ひゃっ‥!』
1人が私の後ろに回り込んで両手を掴み上げる
『私はどこも怪我してないので大丈夫ですよっ‥?』
「それは分かんないでしょ?ここ触っても痛くない?」
突然1人の男の人に両方の胸を掴まれてビクッと身体が跳ねる
怖い人達だけどすごい心配してくれてるみたいだからあんまり怖がっても失礼だよねっ‥
『痛くないです‥っ』
「スッゲェ〜柔らけ〜!」
怖いはずなのに
いつも大地に可愛がられるそこはピクピクと反応してしまう
「なんか身体動いてるよ〜?やっぱり痛いんじゃね?直接確かめるかー!」
そう言うと服の下からスルッと手が滑り込んできて下着の上から私の胸をやわやわと揉まれる
『んっ‥いたくないっ‥です‥』