第4章 黒尾鉄朗 もっと染まって
黒尾さんとのえっちはいつも気持ちが良すぎて私は大体すぐにイッてしまう
そんな私に合わせてくれていつもは私がイくとやめてくれたり
時間を置いてからもう一回‥したりするのだけど
今日の黒尾さんは私が何回イッてもやめるどころか
さらに激しくって意識を飛ばしてしまったみたい
気持ちの良さに目を瞑って
ふわふわとまどろみの中
突然黒尾さんを感じて目を開ける
『ん‥??鉄朗‥?』
その途端に身体に電流が走ったような刺激が走る
『えっ?!まっ‥てっ‥!』
「あら、起きちゃった?」
気付くと私の上に黒尾さんが覆い被さっていて
また私の中には大きい熱の塊が入っている
『っ‥?』
回らない頭で考えようとするけれども
さっき何度もイッたばかりの身体に与えられる刺激で何も考えられない
『すごい‥奥まではいって‥る』
「すごいよね?花澄のお腹のどこまで入ってんの?」
グイッと腰に力を入れて私の最奥をとんとんと突きながら
私のお腹の上を黒尾さんの長い指がなぞる
「ここくらいかなっ‥?」
グッと下腹部を押されると気持ち良さにお腹の奥がキュウっと締まるのがわかる
『やぁっ‥!いったばっかり‥』
「花澄が可愛いすぎるからさ〜‥もっかい‥ね?頑張ってみようか?」
大人っぽい低い声
いつもの優しい笑顔でニヤッと笑うと黒尾さんにキスをされる
優しいキスとは裏腹に
私の奥の奥まで抉るように激しく突き上げられて悲鳴をあげそうになる
『っ!!!』
「締め付けやばっ‥俺もすぐイきそっ‥」
激しく突き上げられて息も上手くできずに縋るように手を伸ばすとギュッと強く抱きしめられる
「可愛い俺の花澄っ‥」
耳元に感じる熱い吐息に
気持ち良さが這い上がってきてぞくりと身体が揺れる
『あっ‥またっ‥イッちゃう‥!!!』
お腹を押さえられたまま腰の動きが早くなって
意識が飛びそうなほどの快感に目を瞑る
「くっ‥俺もっ‥」
噛み付くようなキスの後に
奥まで深く突き上げられて
目の前が弾けたようにまた私は意識を手放した