第3章 烏養繋心 秘密の恋人
繋心side
コーチとマネージャーって関係で
年齢差もあって
ましてや相手は高校生
いわゆる学校のアイドル的存在で
誰からも好かれていて‥俺なんかとどうかなるって夢にも思わねーよな‥
それでも好きにならないように
告白されても
ずっと我慢してきたのに
白鷺にキスされて
あっという間に俺の中で何かがプツンと切れた音がした
めちゃくちゃにされてもいいんだよな‥?
ピンク色の小さなかわいい唇を奪って口内を何度も何度も犯すように舌をいれて蹂躙する
飲み込めなかった唾液が口の端から垂れてきて
乱れた呼吸と潤む瞳がまたとんでもなくそそられる
「誰にでも告白されちまう白鷺がどっかいっちまわねーように‥俺のモンだって印‥身体に刻み込んでやるからな?」
『はぁ‥はぁっ‥身体にっ‥?』
「そーだよ‥こっちおいで?」
ベッドの上に胡座をかくように座って白鷺を呼ぶ
ゆっくりと立ち上がってベッドの上に上がってきて俺の横に座ろうとする身体をひょいっと捕まえて
向き合うように俺の上へと座らせる
『っ‥!これ‥恥ずかしいですねっ‥』
「そうか‥?俺は白鷺の顔がよく見えていいと思うが‥まぁこれからもっと恥ずかしい事するんだからな?」
『もっと恥ずかしいこと‥?』
首にかかる少し濡れた長い髪をよけて
綺麗な白い首筋に口付けを落とす
ぴくんっと揺れる身体
「そう‥もっと恥ずかしい事‥今まで我慢してきた分、身体の隅々まで愛してやるからな‥」
ぢゅうっと吸い上げると首筋に赤い痕がつく
『んっ!!な‥に?』
「これはキスマークっつって‥まぁ独占欲の印みたいなもんだな‥白鷺は俺のモンだって」
話しながらも無数の痕を次々につけていく
それだけで身体はピクリと揺れて
はぁはぁと呼吸が荒くなる
雪のように白い肌が耳までほんのりと赤く染まって
すっげー可愛い
もっといじめてやりたくなって両手で大きな胸をそっと優しく包み込む
『っやぁ‥そんなとこっ‥』
やわやわと優しく揉んでいるだけなのに身体をくねらせて刺激に耐えている
「お前っ‥もしかしてTシャツしか身につけてないのかっ‥?!」
あまりに柔らかく俺の手のひらでやわやわと形を変える