第3章 烏養繋心 秘密の恋人
繋心side
『えっ?ダメ‥でしたか‥?』
真っ赤な顔をしてちらりと俺の顔を見上げてくる
「ダメもなにも‥仮にも男の前で‥無防備すぎんだろうが‥」
思わず片手で頭を抱える
こいつはきっと何もかも純粋すぎる‥
こんなんじゃ他の狼にペロっと喰われちまうぞ‥
『っ‥ごめんなさいっ‥』
俺が怒ってると思ったのかシュンとして謝ってくる
「いや‥いい‥俺の前だけだったらいい!だが‥他の男の前でやったら許さねーからな?」
『はいっ!』
さっきまで怒られた子犬みたいにシュンとしてたのに
可愛い笑顔でぱぁっと見上げてくるからたまったモンじゃない
それにしても‥やわらけぇなっ‥
「Tシャツ邪魔だから脱がすぞ?」
『‥えっ?!烏養さん何て‥?』
何のことか分かってない反応の遅い白鷺のTシャツを子供の服を脱がせるみたいにサッと引っ張って脱がせてしまう
「っ‥!!」
『きゃっ!!恥ずかしいっ‥!」
パッと慌てて両手をクロスして大きな胸を隠そうとするけれども
華奢な腕からこぼれ落ちそうになっている
下着の下の俺自身があまりに綺麗な身体に反応してしまう
『んっ‥烏養さんっ‥お尻のところなにかあたるっ‥?』
「っ‥気にすんな‥それより‥この手どけてくんねーかな?」
クロスしている腕を指先でつつく
『これはずしたらっ‥みえちゃいます‥』
顔から火がでそうなくらい赤くなる顔が可愛くて少し吹き出してしまう
「ふっ‥可愛い‥俺の事好きって言ってくれたよな‥それだったら‥みせてくんねーか?」
優しくていい奴で断ることが苦手な白鷺の性格につけ込む
『っ!!ちょっと‥だけ‥っ』
顔を真っ赤にしたまま目を伏せて
ゆっくりとクロスした腕を戻していくとぷるんと柔らかい胸がこぼれ落ちる
きめ細やかな綺麗な真っ白の柔らかな胸の先に
淡いピンクの小さな飾りがちょこんとついている
「って‥可愛いっ‥」
思わずぱくりと口に含むとびくんっと身体が跳ねる
『んぁっ‥うかいさんっ?!』
大きな目をさらに見開いてびっくりした様子で俺のことをみてくる
「どーした?ここ‥いっぱい気持ち良くなろうな?」
ぽんぽんと頭を撫でてやって
もう一度小さく主張をするそこを口に含む