第2章 宮侑.治 2人だけの彼女
治side
『ふふっ‥2人とも大好き‥』
おれらの好きな可愛いふにゃりとした笑顔にまた反応してしまう俺の雄
「「!あかん‥また勃ってもうた‥」」
横見たら侑もさっきいったばっかりやのにめっちゃ元気になっとるし‥
これはこれから花澄ちゃん大変やな
『ぇえっ?!スポーツ選手ってすごい‥私なんか体力なくって‥頑張らなきゃ‥』
感心した顔でそんな呑気な事言うとるけど‥まぁええか
バケモンみたいな俺らの体力について来れるように頑張ってもらわなあかんな
「じゃあ一緒に毎朝走るか?」
『えっ?!いいの?』
パァっと嬉しそうなまっすぐな瞳で見てくる
純粋に体力つけたいって思ってるんやろけど‥
俺ら2人の相手してもらう為なんやけどなって思ったら少し胸が痛む
「まぁ‥これから宜しくな‥花澄ちゃん‥ツムより俺が良くなったらいつでも言うてや?」
「待て待て!それはこっちの台詞や!サムより俺の事大好きになってまうかもしれんから!そん時は遠慮なく言うてや?‥と言う事で‥これからも宜しく!」
『ふふっ‥うんっ!これからも宜しくねっ!2人とも大好きだよ‥』
そう言うとまた電池が切れた子供みたいにコテンと寝てしもた
猫みたいに丸まってすやすやと眠る小さな身体
「さすがにやりすぎたなツム‥」
「せやな‥サム‥でも花澄が俺らの彼女なんやって思ったら我慢なんか出来んかったよな‥」
俺らの欲にまみれた身体と幼い寝顔のギャップがすごい
「とりあえず‥起きたら風呂いれて身体綺麗に流したろか」
「そーしよか‥でも風呂なんか一緒に入ったらまた我慢できんくなりそうやな?」
「まぁ‥そん時はそん時や!お腹空くのと一緒で性欲も人間の三大欲求やからな」
きっと風呂でも我慢できんくなるやろな‥
触り心地のいい柔らかな髪を撫でる
天使みたいに優しくて誰よりも可愛い
純粋で真っ白な花澄ちゃん
ずっとずっと手に入れたかった
俺らの彼女
これからもずっと離さへんからな‥
to be continuedー‥