第22章 木葉秋紀 初めての
木葉side
形勢逆転
今は俺の下で両手首を拘束された花澄ちゃんが顔を真っ赤にしながら与えられる刺激に身体を反応させながら必死に耐えている
「まさか‥俺以外の男に教えてもらった‥とか?」
花澄ちゃんが俺のことしか見てないってことはよくわかんだけど
初めてのくせしてあんなに気持ち良いフェラされたらちょっとは不安になるって
『そっ‥んな‥こと‥ないっ‥』
ギュッと淡いピンクの小さな飾りを摘んでぐりぐりと捏ねてやるとその動きに合わせて大きく身体が跳ねる
「腰浮いてんのかわいー‥相変わらずどこもかしこも感じやすいなぁ」
『ひゃぅっ‥そこ‥ばっかり‥だめ‥っ‥木葉せんぱ‥っ』
「んー?まだ俺の質問に答えてないみたいだけどー?」
『っ‥!』
先端を摘んだままぐいっと顔を近づけて至近距離で見つめると
色素の薄い瞳の奥が揺れる
「あやしい‥」
指先で弄んでいたピンクの飾りを口に含んで軽く歯を立てると腰がびくんと跳ねる
『〜っ!!』
「早く言わないと‥今日このあとずっとここだけイジメるけど?」
敏感な花澄ちゃんがすでにここだけでイっちゃってる事には気付いてる
『‥っ‥‥木兎先輩に‥おしえて‥もらいました』
「はぁっ?!木兎?!あんのヤロー‥」
『わ‥わたしがっ‥相談したんですっ‥喜んでもらうにはどうしたらいいか分からなくてっ‥』
まさか木兎の名前が出てくるとは思わなくていやな冷や汗が出てくる
「それで‥?実践したってか‥?」
『えっ?!そ‥そんなまさかっ‥本を‥貸してもらいました‥」
突然思い出される先日の記憶
「アカーシ!みてこれっ!友達にもらったんだけどさー!フェラ特集だってやばくねーっ?!」
「木兎さん‥しまってください‥部室でなんてもん出してるんですか‥」
いかにも成人向けのすごい表紙がちらりと見えたのを思い出す
「木兎の野郎‥あんなもんを花澄ちゃんに‥‥アイツは今度〆るとして‥‥それを素直に読んできたって事か?」
『は‥はいっ‥』
「それにしても読んだだけであのクオリティとは‥恐るべし俺の彼女」