第19章 月島蛍 分からせたい
とっても恥ずかしい格好のまま
強すぎる刺激に身体は限界を迎えて
頭が真っ白になるほどの快楽にくたりと身体をベッドに預けた
ようやくゆっくりと息がつけると思ったのも束の間
うつ伏せになるようにころんと転がされると
腰をぐいっと引っ張られるから今度は月島くんにおしりをむけるような形になる
「もう少しだけ、付き合ってくれますよね?」
背中から覆い被さるようにして耳元で話す月島くんの声に身体がふるりと震える
私にはもう少し付き合うだけの体力も残っていなかったし
何度も甘い快楽を繰り返し与えられた身体はいまだに痙攣したまま
お腹の奥がきゅんと疼いていた
あわてて振り返るとすでにすこし捲りあげられたスカート
蜜壺の入り口には月島くんのモノがあてがわれていた
『まっ‥まだっ‥まだだめっ‥すこしっ‥だけでも‥休憩させっ‥!?』
乱れた呼吸のまま必死に訴えるけれども最後までいいおわらないうちにゆっくりと月島くんが私のナカに入ってくる
左手は腰を掴んで
右手がゆっくりと太腿を撫でる
「まだダメって言うけど、花澄さんのナカは正直に僕を求めて来ますね」
耳元で囁く声が少し弾んでいるのが分かる
その間も腰の律動が浅く、深く
何度も繰り返されて必死にシーツを掴んで耐える
こんなにも激しくされたのは初めてだった
身体がおかしくなりそうなほどに執拗にナカを突かれて
頭の奥までジンジンと痺れる程の快楽に朦朧とする頭の中で考える
これからは絶対にこの靴下を学校に履いてこないし
絶対に月島くんを怒らせたらダメなんだ
クールで大人しく見える月島くんも
こんなにも熱くて
激しくて
執拗
まるでバレーの試合で
相手を追い詰めて最後に笑う月島くんを見ているみたい
ふいに胸の奥がキュンとしてシーツに顔を突っ伏した
「んっ‥なんかまた締まった‥何考えてたの?」
相変わらず私の弱いところを的確に突きながら
大人っぽい声がもれる
この声にも私は弱い
『っ‥け‥くんのことっ‥好き‥だなっ‥て』
「ーっ?!まだ僕の事煽ってくるなんて‥いい度胸してるよ」