第18章 二口賢治 素直になれない
二口side
身につけている真っ白のキャミソールから溢れ出る胸の谷間
体操服からみてとれる身体のラインで
胸が大きいのは分かってたけど
「これはやばいな‥」
『っ‥恥ずかしいからみないで‥っ』
「見ないとか無理なんだけど‥」
恥ずかしがる花澄の両腕を解いて
キャミソールを脱がせると
純白に
紺色の花の刺繍が施してある
意外と大人っぽい下着を身につけていた
それが肌の白い花澄によく似合ってた
丸くて大きな胸の膨らみを
つんと人差し指でついてみるとふわふわで柔らかくて
ふにゃりと俺の指が沈んでいく
『っ‥そんなところ触ったらはずかしっ‥』
そのまま細い腰のラインを指でゆっくりとなぞっていく
『ふたくちくんっ‥』
たったそれだけの刺激でぴくんと揺れる身体
『っ‥はっ‥』
段々と白い肌が上気していって
熱っぽい吐息が漏れ始める
敏感な身体にどうしようもなく興奮して
俺の欲も熱を持つ
初めてだから優しくしてやりたいけど
正直言ってマジで余裕ないかも
「これも脱がしていいよな?」
聞きながらも制服のスカートを脱がせていく
『まっ‥だめ‥なのに‥』
反応の遅い花澄が手を伸ばしてくるけど
そのままするりとスカートを抜き取ると
両手で顔を覆って
恥ずかしそうに足を擦り寄せる
下着だけを身につけた花澄の身体はさらに肌の白さが目立って
すっげぇ綺麗でごくりと唾を呑む
ショーツからすらりと伸びる綺麗な脚
くびれたウエスト
小さなお臍の横にはほくろがあって
無駄な肉なんてついてないお腹にはうっすらと縦に線がはいっている
寝転んでいるから柔らかな胸が左右に溢れおちそう
綺麗な鎖骨
すっとした首筋
小さい顔
ぷっくりと形のいいピンク色の唇
筋が通った綺麗な鼻
長い睫毛
くっきりとした二重に大きな目
形のいい丸いおでこに‥ってあげだしたらキリが無いほど
「俺の彼女マジで可愛い‥」
想像した事は何度もあるが
実際目の前にしたらクるもんがあって
ガクッと項垂れるようにして頭を下げる
『二口くんっ‥大丈夫っ?』