• テキストサイズ

ハイキュー 裏短編集 【R18】

第18章 二口賢治 素直になれない


私の制服を全て脱がせるとガクッと項垂れたように頭を抱える


心配になって二口くんに声をかけてみると
またじっと見つめられる



「俺の彼女が可愛すぎるって言ってんの‥」




『っ?!』



二口くんに可愛いなんて言われたのは初めてで

それに俺の彼女って言葉にもキュンとしちゃって



嬉しさと恥ずかしさで私も顔を覆う




「隠すなよ‥」




『ふっ‥はぁっ‥ん‥』




ゆっくりと顔が近付いてくると
校舎裏でしたようなキスが交わされる




熱くてねっとりと絡められる舌に気を取られていると
大きくて熱い掌が私の胸を下からゆっくりと掴む



『っ‥んっ‥ぁっ‥』



やわやわと大きな手に包み込まれる感覚は恥ずかしいけれどなんだか気持ちがよくて恥ずかしい声が勝手にでてしまう



そんなところを男の人に触られるのはもちろん初めてで



キスだってしたこともなかったから




同時に与えられる熱にすでに息が上がり始める



『っはぁ‥二口くん‥っ』




何度も繰り返された口付けの合間に声を出すと顔を赤くした二口くんもブレザーを脱ぎ捨てて
ネクタイを乱雑に緩めて首元のボタンを外す


その姿がかっこよくて


恥ずかしさと
気持ちよさと



いろんな気持ちでドキドキして
もう何が何だか分からなくなってきた



「顔真っ赤で可愛いな」



ふと緩んだ優しい笑顔は教室でも
部活中にもなかなか見たことのない顔だった



「身体もキスする度に反応して敏感で可愛い」




『まって‥もう‥恥ずかしくて無理だよっ‥』




いきなりこんなにも甘い言葉をかけられると
心臓の音が二口くんにも聞こえちゃいそうなほどドキドキしてしまう



「可愛い顔もっとみたい‥」




そう言うといたずらっ子みたいな笑顔をして
ぷちっとブラのホックを外してしまう





『ひゃっ‥?!だ‥だめっ‥みないで‥』




咄嗟に隠そうとすると手首を抑えられて身動きが出来なくなる




「やっべえな‥まじで‥」





『っ‥!』




二口くんにじっと身体を見つめられて私の顔からは火が出ちゃいそうなくらい熱くなる




『っ‥ゃっ‥ぁっ‥はずかし‥のにっ‥』



手首を解放されると
下着越しに触れられていた大きな手が


そっと直に私の胸を掴む
/ 434ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp