第17章 夜久衛輔 攻めの姿勢
夜久side
白い首筋から
綺麗な背中が俺の痕で赤く埋め尽くされていく
『っ‥はっ‥ぁっ‥』
痕をつけるたびに
花澄のナカに挿れている指がキュンと締め付けられて
感じていることを教えてくれる
後ろから犯すように指を2本
3本と増やしていくとぐちゅぐちゅと音を立てて
愛液が太腿にまで垂れてくる
『ふっ‥ぅっ‥もっ‥だめ‥だからっ‥』
堪えきれないようにびくりと大きく身体を震わせるとナカがさらにきゅっときつく締まる
それでも動かす指を止めずに
今度は耳のフチをゆっくりと舌先で舐めながら
耳の中まで犯すように舌をいれていく
『ぁあっ‥!そ‥れ‥だめなのっ‥』
ぞくぞくと身体を震わせて甘い声を漏らすから
気にせずに蜜壺のナカに挿れる指を増やす
『っ‥も‥ナカいっぱい‥夜久くんが欲しっ‥』
俺の方を振り返った花澄の顔は真っ赤に染まっていて
うるりと涙が溜まっている
短く切られた髪が少し顔に張り付いて
口の中に入っている
そんな事も気にせずに
ピンクの唇に舌を割り入れて口内を堪能する
『ねっ‥やく‥くんっ‥おねがいっ‥』
強請るように見上げてくる顔がめちゃくちゃ可愛くてエロくて
俺の欲も早く花澄のナカに入りたくて熱をもつ
「挿れてほしい‥?」
『っ‥いれて‥ほしっ‥』
指をゆっくりと引き抜いて
腰を掴んだまま浅く腰を揺らして花澄のナカにつぷつぷと先端だけを出し入れする
『っ‥夜久くん‥はや‥くっ‥』
「こないださ‥黒尾となに話してたの?」
二ヶ月前
ちょうど足を負傷した後に更衣室から出た後
真剣な顔をしていた黒尾の表情を思い出す
『ふぇっ‥?こないだっ‥?』
何のことかさっぱり分かっていなさそうな花澄が
熱に浮かされた顔で振り返る
聞かなくても
黒尾が言おうとしていたことは想像できるが
どこまでも鈍感な花澄を簡単に奪われないように
じっくりと教え込んでおきたい
「花澄は誰のもん‥?」
『んっ‥夜久‥くんっ‥』