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ハイキュー 裏短編集 【R18】

第15章 照島遊児 奪いたい


照島side


しょんぼりと悲しそうな顔をして
項垂れている花澄の顔を掴んで上を向かせる


「後悔した?」



『っ‥うん』



「はっ?!やっぱり澤村がいいってっ?!そんなんぜってーっ‥」



『そっ‥そうじゃなくって‥私が最初から周りの言ってる事なんか気にせずに照島君の事信じてたら‥澤村さんも、照島君も傷付けないですんだのにって』



「じゃあ俺を選んだ事、後悔してねーよな?」



『もちろんっ‥』




かぁっと赤く染まる顔




相変わらずすぐ照れて可愛い




「あーっ‥やば‥またムラムラしてきた‥」



『んっ‥』



人目も気にせずに唇を奪うと
恥ずかしそうにトントンと俺の胸をたたいて抗議してくる




『っは‥はぁ‥こんなところで‥だめっ‥』



うるりと潤んだ瞳にほんのり熱を含んでいるのを俺は見逃さない

赤く染まった耳に顔を寄せて話しかける



「気持ち良くなった?帰ってエッチする?」



『っ?!』



「もっと赤くなんのかよ‥可愛い」



そんな俺たちをみて周りがザワザワとしはじめる




「あの可愛い子大丈夫か‥?絡まれてんじゃね?」


「助けてあげた方が‥」




そんな奴らに見せつけるように花澄を抱き上げて歩き出す




「これ、俺の彼女なんで」



「「っ?!」」




呆気に取られたような
悔しそうな顔をして俺の事を見上げてくる



『恥ずかしいよっ‥おろしてっ‥照島君っ‥』




「んー‥断るっ!」



『ええっ‥?!』




そのまま家まで帰ってようやく玄関の前でおろしてやる




『恥ずかしいよっ‥それに照島君の腕になんかあったら‥っん』



ドアに追い詰めて唇を奪う




『んっ‥はぁっ‥』




吐息とともに漏れる甘い声に
俺の欲もあっという間に熱をもつ




「俺‥もう挿れたい」




華奢な腰を抱き寄せて
固く熱を持った俺をぐっと押し付けるとまたさらに赤くなる顔




『っ‥まって‥』




恥ずかしそうにそらした顔を掴んで舌を割り入れる




「これから、誰が花澄の事狙ってきても」




『んんっ‥』



「絶対逃がさねぇ」




やっと手に入れた恋人を強く抱きしめて

そっと優しく押し倒した



fin
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