第2章 宮侑.治 2人だけの彼女
侑side
『良いよって言うまで目開けたらダメだからね‥?』
「「分かった!!」」
サムと2人でベッドの上で正座して花澄が着替えんのを待つ
ダメ元で言うてみたけど‥まさかほんまに着てくれるとは
付き合えただけでも嬉しいのに
俺ら花澄の水着姿みて我慢できるんやろか‥?
想像するだけでもうヤバいんやけど‥
すでに反応している身体
バレませんように‥
『いいよっ‥でもあんまりみないでね!恥ずかしいからっ‥』
ちっさくて可愛い声が聞こえてバッと目を開ける
と同時に心臓が爆発しそうなくらいドキッとする
「「え‥」」
俺もサムも衝撃で声も出んくなる
ちょっと待て‥これはマジであかんやつやろ‥
清楚な白い水着がめっちゃ可愛いけど
スタイルが良すぎてエロすぎるわ!
白い大きなフリルが胸元を隠し‥きれてへん
ちょっと会わん間にほんまここだけどんだけ成長してん‥
背は殆ど伸びてへんからこんなにちっこいのに
大きな谷間が見えてこぼれ落ちそうになってるし
オフショルダーって言うんかな‥綺麗な肩もでてる
ほっそい腰‥
シンプルな白いショーツからは長い足がすらりと伸びる
真っ白な身体が眩しいくらい綺麗で‥こんなん絶対他の男に見せたくないやつやん
『へ‥変だったかなっ‥?!』
黙り込む俺らを見て花澄が顔を真っ赤にして俯く
「はっ?!変なわけあるか!!その‥似合いすぎてて言葉も失ったというか‥なぁサム?」
「せやな‥これはあかんわ‥明日これ着るんやったら俺のパーカー着てくれるか?こんな子歩いとったら多分誘拐されるわ」
『えっ?!誘拐っ‥?!』
「ごめん‥俺やっぱ我慢できんかも‥キスしてもいい?」
「俺も我慢できそうにないわ‥」
『わっ!!』
水着姿の花澄の手を引っ張って二段ベッドの下へと座らせる
サムが花澄の後ろに座って
俺が前に座る
「先に‥ええかな?」
どんどんと顔を近付けると耳まで真っ赤にして照れ始める
『えっと‥うんっ‥‥』
ギュッと目を瞑っている
「ツム、後で変われよ?」
「分かっとる‥順番な」
華奢な肩を両手でそっと押さえる
ちっちゃい顔‥
段々と近付いていって
形の良いピンクの唇にそっとキスをする
やわらかっ‥気持ちよすぎるやろ