• テキストサイズ

ハイキュー 裏短編集 【R18】

第13章 バレンタイン番外編 稲荷崎 北信介


北さんが眉を下げてふわりと笑うから胸がキュンと締め付けられる




北さんはあんまり笑わないし

主将だから怖がられることもあるけど



笑うとこんなに可愛くって優しい顔になる




『私は‥北さんと‥結婚したいっ‥です‥っ』




優しくて
誠実で


こんな素敵な人が旦那さんになってくれたらどんなに幸せだろうってよく考えてた



「‥っ‥こんなええ子で可愛いお嫁さんもらえるなんてほんま俺は幸せもんやな‥」





『ゃっ‥北さん‥っ』





幸せそうに微笑む北さんが私の最奥を突く




「一生幸せに出来るように頑張るわ‥っ」






『んっ‥!奥っ‥だめっ‥きたさん‥っ』




「ダメとちゃうやろ?花澄?」





『〜っ』




北さんの前髪が私の顔にさらりとかかる



私の名前を呼びながら優しく笑うけど






そんなに優しい顔をして

容赦なく弱いところを突いてくる




『きたさっ‥イっちゃう‥からっ‥止まってっ‥』



「ん‥ええよ‥好きなだけイき‥」




大きな手にがっしりと腰を掴まれて
さっきよりもさらに奥を北さんが突き上げる



熱くて固い北さんのモノは
私の一番奥まで届く



気持ちが良すぎて身体が何度も小さく跳ねる




『ひゃぁっ!っ‥だ‥だめっ‥激しっ‥』




「ごめんな‥俺も止まってあげられへんわ‥」





優しい顔と声色とは裏腹に




私の奥を突く腰の律動はどんどんと激しくなっていく




『っ‥ゃっ‥もうっ‥イっちゃうの‥にっ‥』




「うん‥花澄のナカが俺の事締め付けてくるから、イッたのがよお分かる」




『恥ずかしっ‥こと言わない‥で‥っ』



「恥ずかしい事とちゃうからええやろ‥」




『っ!きた‥さっ‥』



北さんの唇が重なると

今度はストロベリーの味がした



いつの間にか北さんのお口の中に放り込まれたチョコの味が口いっぱいに広がる




「来年も‥俺だけにこんなバレンタインしてくれるか‥?」



どちらからともなく求め合うようにキスをしながら
北さんが私に問いかける




まさかこんなバレンタインになるとは夢にも思わなかったけど



甘くて



とろけるような




幸せなバレンタインになった


/ 434ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp