第12章 黒尾✖️研磨　おさななじみ

頭の中が真っ白になる程の快感にもう私は何も考えられなくなって


ただひたすらに求め合うように舌を絡め合ってキスを繰り返す



ぐちゅぐちゅと音が溢れてくる2人の繋がったそこは



熱くて


まるで2人が溶け合ってしまったんじゃないかと思うくらいに気持ちが良かった




「‥もっと花澄の事ちょうだい」





ふわっと微笑む鉄朗の手が私の顔を包み込んで

ゆっくりとキスを交わす



その間も優しく腰を上下に動かす鉄朗の目はひどく優しい





まるで壊れ物を触るように優しく私の体に触れる長い指



鉄朗の動き一つ一つが私の事を好きと言ってくれているようで心臓のドキドキが止まらなくなる




研磨も
　



鉄朗も



ずっと仲の良い幼馴染だと思ってたのに




私はいつの間にこんなに2人の事を好きになってたんだろう






改めて意識をすると
なんだか急にとっても恥ずかしくなって




顔が一気に熱くなる





「くくっ‥気持ち良くなったり照れたり忙しいね〜」




『だって‥ぇ‥っ‥鉄朗が‥止まってくれないっ‥からっ』





ゆっくりと奥を突かれるだけで
私のナカは鉄朗のモノを締め付けて





幾度となく襲ってくるこのおかしくなりそうなほどの気持ちよさに
また身体がふるりと揺れる




「はいはい‥またイッちゃったのね」



『ぅっあ‥！てつろ‥っ』




「あ〜気持ちよさそうな顔で見上げてくんの可愛すぎる‥」




『ゃっ‥だ‥もうだめっ‥』




イッたばかりの身体を突く鉄朗の腰のスピードが早くなってくる




「ごめんなっ‥俺ももうイきそーだわっ‥」




『ゃっ‥♡奥‥そんな何回も‥しないでっ‥ぁっ』




「奥好きなのね‥覚えとくっ‥」




私‥気持ちが良すぎて‥


これ以上されたらどうなっちゃうんだろうっ‥？






ぐちゅぐちゅと執拗に奥を攻める鉄朗


なんとか止まってほしくて両手を腰に伸ばして抵抗してみるけれどもさらにスピードが早くなった




「っ‥そんな可愛い顔‥俺以外に絶対みせんなよっ‥」




はぁはぁと鉄朗も息を荒くしながら苦しそうに目を細めて私を抱き寄せる



「はっ‥ぁ‥イく‥っ」




『〜っ』




長い腕でがっしりと腰を抱きしめらる