第12章 黒尾✖️研磨 おさななじみ
研磨side
『やだっ‥おねがい‥またきちゃうからっ‥』
すぐに逃げようとする腰をがっちりと掴んで
とちゅとちゅと最奥を突く
『〜っ!』
「何回でも‥イッてよ‥」
『ぁっ‥!けん‥まっ‥!』
「ん‥花澄っ‥俺もイきそ‥っ」
直に感じる花澄のナカは熱くて
とろっとろで
俺に絡みついて
ゾクゾクするほど気持ちが良い
すっぽりと俺の腕の中に収まる小さな身体をギュッと抱きしめて腰の動きを段々と早めていく
『ゃあっ‥ぁっ!んっ‥!も‥だめっ‥』
「‥ちょっと待ってね‥」
イきそうになる寸前で花澄のナカから昂ぶりを引き抜くととろんとした顔で見上げられる
「その顔‥無意識だよね‥天然の煽りスキル高すぎるでしょ‥」
大きな目はうるりと潤んで
熱を帯びたまま真っ直ぐに俺を見つめていて
まるで早く俺が欲しいと言われている気分だった
ベッドの横の棚に入れていた
昔クロから冗談でもらったゴムを出して封を開ける
熱く大きくなった昂ぶりに
ゆっくりと薄い膜を被せていく
『研磨‥おわり‥?』
甘い声で小さく呟く
「まだ終わりじゃないよ‥今度は花澄のナカでイきたいからさ」
根元まで薄い膜を被った俺の雄を
一気に花澄の最奥まで挿入する
『ひゃっ‥!いきなりっ‥奥だめっ‥』
「なんで‥ダメじゃないでしょ‥俺の事締めつけてくるよ‥」
『研磨‥わたし‥っ‥もうだめ‥っ』
「っ‥俺も‥イ‥クっ‥」
俺のモノを搾り取るように花澄のナカが締め付ける
ひと足先に絶頂を迎えた力の抜けた身体をギュッと抱きしめて
一番深いところで白い欲を吐き出す
「好きだよ‥花澄‥」
『ん‥研磨‥ありがと‥』
ふわりと微笑むとそのまま目を閉じて
暫くするとすぅすぅと規則正しい寝息をたてはじめる
奥深くまで繋がったまま
すやすやと眠る花澄を抱きしめて
俺もそのまま眠ってしまった
きっと柄にもなく舞い上がったから
相当疲れていたんだと思う
お互いに肌に何も身に付けないまま朝を迎えた