第1章 月島蛍 ずっと欲しかったもの
『んんっ‥?』
喉が渇いて目が覚める
なんだかすべすべして‥あったかい‥?
『ひゃっ?!』
パッと目を開けると目の前には何も身につけていない月島君
‥に抱きしめられている裸の私
眼鏡を外してすやすやと眠る姿がかっこいい
直接触れる肌はあったかくてドキドキして一気に体温が上がる
『そ‥そうだった‥』
さっきまでのことを思い出して顔から火が出そうな程熱くなって顔を覆い隠す
恥ずかしい事いっぱい‥
最初は月島君のおっきいのが入ってきて‥
ナカが押し拡げられるのが痛くって‥こんなの無理かもって思ったけど‥どんどん気持ち良くなってきて‥
『は‥恥ずかしい‥』
「ぷっ‥くく‥」
『っ?!蛍くんっ?起きてたの‥?』
「ご‥ごめん‥可愛くってつい‥寝たふりしてました」
ギュッと抱きしめられてさらに密着する身体
「花澄さんの身体‥ふわふわで‥すべすべでたまんない‥」
『っ?!あの‥お腹のところに‥蛍くんのが‥あたって‥』
さっきまで私のナカに入っていた蛍君のモノが
ググッと私のお腹に擦り付けられる
「花澄さんの胸‥直接僕の肌に触れてて‥その格好とか‥色々見てたら‥勃っちゃった」
『たつっ‥?んむっ‥』
月島君の顔が迫ってきて
唇をあっという間に奪われる
「はぁっ‥可愛い‥ずっとキスしてたい‥」
いつもの大人っぽい冷静な月島君とは少し違う
熱を含んだ視線に私の身体もドキッとする
無意識に足を擦り寄せると月島君の長い指が伸びてくる
『っ!!』
「可愛い‥キスだけで濡れちゃったんですか?もう一回したいところですけど、さすがに初めてだしやめときましょうか」
そういうとベッドの横に置いていた眼鏡に手を伸ばしてサッとかける
「お風呂‥一緒に入りましょうか?綺麗に洗ってあげますよ?」
ニヤリと笑う月島君に心臓のドキドキがおさまらない
『う‥うんっ‥ありがとうっ』
先に月島君が起き上がる
『わっ‥!!』
ついつい恥ずかしくて顔を逸らす
細いけど‥筋肉がしっかりついてるのが分かる‥かっこいい‥
「恥ずかしいんですか‥?これから何回もこういう事するんですから慣れてくださいね?」
ふっと笑って手を差し伸べてくれる月島君
立ちあがろうとすると足と腰に力が入らなくてぺたんと座り込んでしまう