第11章 菅原孝支 抗えない熱
菅原side
『ここ‥ホクロ‥おそろい』
俺の目の下の泣きぼくろと自分の泣きぼくろを指さしてふにゃりと笑う
なにこんな可愛い生き物存在していいの?
胸の谷間をぺろりと舐め上げてもう一度唇を奪う
「ここにもあるもんね‥?」
キスを欲しがる白鷺先生を焦らすようにして
唇の横にあるホクロにチュっと触れる
『ン‥』
ピクンと揺れる身体
綺麗な鎖骨にも小さなホクロを見つける
「ここにもみっけ‥」
鎖骨の上にまたキスを落として乱れた髪を耳にかけてやる
「ここにも‥」
耳に見つけた小さなホクロにもキスを落とすとびくんと揺れる身体
『ゃっ‥だめ‥もっと熱くなるっ‥』
大きな瞳に涙を溜めて足を擦り寄せて見上げてくる白鷺先生に完全に理性の糸が切れる
「もっとみせて‥全部キスしてあげるから」
履いていたスカートとタイツを脱がせて
下着姿にするとくるりと体勢をかえてうつ伏せにさせる
「こんなところにも‥」
長い髪をさらりとよけると綺麗なうなじに一つ小さなホクロをみつけてキスをする
「ここと‥ここにも‥欲しがりだなぁ‥」
綺麗な首筋を人差し指でなぞりながら
右肩
左腰にあるホクロにキスを落とす度に反応する身体
柔らかな内腿にも見つけてまたくちゅりと口付けを落とす
『ゃ‥すがわらせんせ‥』
「こっちももっかいみてみよっか‥」
身体をくるっと反転させてやると両手で自分の身体を抱きしめながらはぁはぁと荒く呼吸をする白鷺先生がとんでもなく色っぽい
『き‥す‥』
「ははっ‥まじで普段とのギャップすごいな‥」
顔を近づけてくちゅりと口付けをする
「眼鏡‥邪魔になっちゃうから横に置いとくね」
『ん‥』
と目を瞑る先生の顔からメガネを取って横に置く
メガネ姿もめちゃくちゃ可愛いけど
初めて見るメガネなしの姿はちょっと幼く見えてめちゃくちゃ可愛かった
「可愛いっ‥」
角度を変えながら口付けを何度も繰り返して
大きな胸を両手で掴んでやわやわと揉む
『ゃっ‥そんなとこ‥』