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ハイキュー 裏短編集 【R18】

第11章 菅原孝支 抗えない熱


菅原side


「え‥へへ‥そうなんですよね〜!可愛い彼女で参っちゃいます!」



「おじさんもそんな可愛い女の子と一回でも付き合ってみたかったわ〜」



談笑をしながらもドキドキと上がる心拍音



俺の部屋に連れ込んでどうする‥?



ちらりと横をみるとすやすやと眠る可愛い顔


俺の上着からちらっと見える大きな谷間




「‥我慢できねーかも」





いろんな事を考えていると気付けば俺のアパートの前だった




「ありがとうございましたー!」




タクシーも去って白鷺先生と2人きり




「先生‥歩ける?」




ふらふらとまだ夢の中のような足取りの白鷺先生の肩と華奢な腰に手を回して歩き出す




「とりあえず散らかってるけど‥どうぞ」




玄関を開けて中に入る




昨日の夜なんだか気になって大掃除をした自分を褒めてやりたい




『‥菅原先生のおうち‥?』




「そうだよ?どうぞ」




小さな手を掴んで中に招き入れると突然グイッと手を引っ張られて唇が重なる





「んっ‥って?!えっ?!」





押し倒されるようにして

目の前に迫る白鷺先生の顔



くちゅりと音を立てる熱い口内




絡み合う舌から
どちらのかわからないお酒の味がほんのりと口内に広がる






『ン‥はぁ‥』






「酔ったらキス魔になんの‥?それはお酒やめてて正解‥つうか友達に感謝だなっ‥」




完全に理性を失った俺の身体が目の前の身体を抱きしめて自分から奥深く舌を絡めていく




『菅原先生‥』



「ん‥なに‥?」




目の前の大きな瞳を見つめると
熱がこもっていて心臓がまたドクンと音を立てる




『好き‥です』




「え‥?」





『菅原先生が天内先生の事好きだとしても‥諦められませんでした‥』



天内先生は俺の同期だけど‥って

は?!




「白鷺先生が?!俺の事好き‥?!」




『はい‥』




うるりと潤む瞳は嘘を言っているようではなさそうだった



そもそも白鷺先生が嘘をつくなんて絶対にあり得ない‥




そんな素直で

誠実で


誰よりも優しくて


一生懸命な白鷺先生だから好きになった




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