第10章 天童覚 手に入れたくて
天童side
よしよしと頭を撫でると猫みたいに気持ちよさそうな顔をして擦り寄ってくる
「ふはっ‥おめでとうってなんなの‥」
寝ぼけた顔で可愛い顔してとぼけた事言っちゃって
こんなに可愛い子が俺の彼女なんて俺‥最強じゃん
優越感に浸りながら目を閉じようとすると花澄ちゃんの携帯がメールを受信する
白布君の文字
「賢二郎‥」
さっと携帯をとってメールを開く
「最近よく天童さんにちょっかいかけられてますけど大丈夫ですか?それに‥白鷺先輩の彼氏さん‥なんだか少し嫌な予感あって心配です。俺でよければいつでも相談のります。」
まぁ賢二郎の気持ちには薄々気付いていた
だからあえて目の前で花澄ちゃんに絡んでたんだけど‥
ふと気になって他のメールも開いてみたらでるわでるわ男からのメール
告白からデートのお誘いまで
お人好しな花澄ちゃんは人からの頼みが断れないから連絡先もすぐに教えてしまう
鈍感な花澄ちゃんだからまわりくどいお誘いや告白なんかは全く気付いてないのか見当違いな返信しててウケるけど
「誰のモノになったかちゃんと自覚しててもらわないとねぇ」
呑気な顔して寝てる花澄ちゃんを後ろから抱きしめて俺の昂ぶりをゆっくりと挿入する
『ン‥っ‥』
「次また違う男に連絡先教えたら許さないからね?」
『っ‥?んっ‥ゃあっ‥まっ‥はいって‥?!』
後ろから羽交締めにして抜け出せないようにしたまま突き上げると徐々に眠気から覚めた花澄ちゃんが慌てながらも甘い声を漏らす
「賢二郎にも俺と付き合った事ちゃんと言ってね?」
大きく揺れる胸を掴んで先端をギュッと摘む
『ひゃっ‥!なん‥でっ‥』
「なんで‥?俺と付き合ってる事隠したいの?」
『そんなことなっ‥激しいよっ‥さとり‥っ』
胸とナカを同時に責められて花澄ちゃんがあっという間に絶頂にを迎える
「じゃあ周りのみんなに言っててね?うっかり俺の彼女に手を出す奴がでてこないようにさ」
『んぅっ‥わっ‥たぁ‥いうっ‥』
「もう花澄は俺のモノって事ちゃんと頭でも体でも覚えててね?」