第9章 影山飛雄 可愛いのは
影山side
『ごめんなさいっ‥待ち合わせしてて‥』
「えー!!じゃあ連絡先だけでも‥」
先輩に触れようとする他校の男子生徒
慌てて人の波を掻き分けて間に入る
「花澄さんっ‥」
『飛雄君っ!きてくれたの?ありがとうっ』
嬉しそうに俺の方に駆け寄ってくる身体を片手で抱き締めて先輩に群がる男達を睨みつける
「はぁ‥連絡くれたら俺が迎えに行くのに‥大丈夫スか?」
『大丈夫だよ!まだまだ元気!』
無邪気に笑う姿に心臓がドキンと跳ねる
「っ‥そーいう意味じゃないんスけど‥」
『ん〜?飛雄君はたこ焼き屋さん疲れた?』
身長の低い先輩がぴょこっと背伸びして俺の頭をよしよしと撫でる
「‥疲れたから‥2人きりになりたい」
先輩が撫でやすいように少し頭を下げると頬を両手で挟まれる
『ふふっ‥甘えん坊さんで可愛い』
そうやって笑うと俺の手を引っ張って歩き出す
『それで‥どこ行こっか?クレープとかもあったよ!!でも‥ゆっくりするなら‥わぁっ!?』
俺の前を歩く先輩を引き寄せて壁際に閉じ込める
「屋上‥今なら誰もいないんで」
『んっ‥』
小さな顔を掴んで上を向かせたまま唇を奪う
彼女のこんな格好見せられて
我慢できるかって‥
今度は俺が華奢な手首を掴んで
屋上へと続く階段を登っていく
『まっ‥待って‥』
屋上の扉を開いて外に出た途端に花澄さんの両肩を掴んで唇を奪って舌を挿入する
『まっ‥だれか来ちゃうかもっ‥んむっ‥』
何度も角度を変えて口付けをすると先輩の顔が赤くなって息が上がってくる
「誰か来たら花澄さんは俺のもんだって見せつけてやればいいんスよ‥」
小さな口の奥まで俺の舌を挿れながら温かな舌を絡めとる
「こんな格好して‥俺以外の男に犯されたかったんですか?」
片手でチャイナ服の上から胸を掴んで
右手を深く入ったスリットの割れ目へと手を伸ばす
スリットからのぞく綺麗な太腿に手を這わせると花澄さんの身体がぴくんと揺れる
『ゃっ‥だめ‥』
ゆっくりと太腿を撫であげていく