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ハイキュー 裏短編集 【R18】

第7章 及川徹 兄妹の秘密


及川side







「でも今は仮にも俺の彼女だからな?これ以上手出すなよ?」





「ごめん‥まさに今出しちゃった‥ついっ!!」







「こんのっ‥お前ってやつは!!電話でねーからおかしいと思ったんだよ!」





「ほんとーにごめん!!岩ちゃん!!もうしないから!!」




「ほんとか?」






「‥本当!!でも‥花澄が俺の事選んでくれた時は、その時は遠慮なく頂くからね?」




横で眠る可愛い寝顔についニヤけてしまう






「のぞむところだ‥絶対にお前なんかに花澄ちゃんは渡さねえからな?」




岩ちゃんがフッと笑う





「すぐにでも俺のもんにしちゃうからね?」






「出来るもんならやってみろ!」








相方であり



ライバルであり



恋敵




「じゃーな!クソ野郎!花澄ちゃんによろしく!」






そう言って岩ちゃんが電話を切った







「は〜‥選んでもらえるまで手出さないとか言っちゃった‥」





ごろんと寝転んで花澄の方を見ると






相変わらず呑気にすやすやと眠っている





涙に濡れた長い睫毛



すやすやと眠るその顔は
幼い子供のようなあどけなさがあって




さっきまでの乱れた姿は別人かと疑うほどだ








「‥俺頑張るから‥岩ちゃんより俺の事選んでよ?」




『んっ‥とお‥る‥』





ぴくりと身体が動いて
横向きに寝返りをうつ




かけていたタオルケットを足に挟んでまた眠りについてしまった







「やっぱり‥手出さないなんか無理じゃん‥?」






少しはだけたタオルケットからは大きな胸の谷間がのぞいて



白くてすらりと長い脚がでている







  






「早く俺の事選んでね‥」





  


最後にもう一度キスをして



目を閉じる








to be continued‥





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