第7章 及川徹 兄妹の秘密
徹のモノが一気に私の奥まで入ってきて
その刺激だけでイッてしまう
『ぁっ‥とおるっ‥いきなりだめっ‥!』
私の腰を掴んだまま奥まで挿れられる
止めたいのに両手は拘束されたままだからどうすることも出来ずにただ与えられる快楽にひたすら耐える
『おねがっ‥手のやつ外してっ‥』
「なんで俺の事好きだったのに言ってくれなかったの?」
『もっ‥だめっ‥なんかでちゃいそっ‥!とおるっ‥やだぁっ‥!』
身体の奥から這い上がってくる初めて感じる感覚に身体がふるりと震える
怖いほどの快楽に腰を捻って逃げようとするけれども及川さんにギュッと抱きしめられて腰の動きを早められるからもう我慢できないっ‥
『〜っ!!』
身体がビクビクと大きく跳ねて
ぞくりとする程の快感が私を襲ったと思うと何かが勢いよくでてしまう
『わたしっ‥漏らしちゃったの‥?』
ポタポタと滴り落ちる水滴に恥ずかしさで顔から火が出そうになる
「潮までふくなんて‥そんなに気持ちよかったの?ほんとーに花澄は可愛いね」
『しお‥?って‥とおるっ‥まだするのっ‥?!』
くたりと力の抜けた身体をくるっと反転させられて四つん這いにさせられる
恥ずかしい格好を隠したいのに両手をベッドに括り付けられたままだから隠すことも出来ない
「で‥?なんで俺の事好きなのに岩ちゃんと付き合っちゃったの?」
私の質問に答えないまま
片手で私の腰を支えながら丸見えになったそこにグチュグチュと及川さんのモノが挿れられる
『っ!!それはっ‥はぁっ‥ぁっ‥んっ‥!!』
「っ‥それはっ‥?」
及川さんの呼吸も荒くなってくるのが分かる
『お兄ちゃんっ‥だから‥どんなに好きになってもっ‥結婚できないって‥』
一度お父さんに聞いた事を思い出す
どんなに好きになっても結婚は出来ないから
徹君の事好きになっても辛いだけだぞって
『だからっ‥岩泉さんとっ‥!!』
何度もイかされ続けた身体はもう限界を超えていた
奥まで突かれる度に大きな快感が私を襲って身体にはもう力が入らない
「じゃあ‥こうするしかないか」