第7章 及川徹 兄妹の秘密
及川side
まさかあの全てにおいて鈍感で天然な花澄がそんな事考えているなんか思いもしなかった
この想いは一方通行だと思っていたのに
少しでも俺の事意識してくれてたのかと思うと胸が苦しくなる程嬉しくて舞い上がりそうになる
いや‥舞い上がるだろ‥
縛っていた両手をようやく解放してやって
力の抜けた身体を仰向けに寝かせて両脚を大きく開かせる
その間に俺の身体を割り込ませて
収まる事の知らない俺の昂ぶりをゆっくりと挿れていく
『んんっ‥とお‥るっ‥』
弱々と力のない腕が俺の首に回されて抱きつくように引き寄せられる
背中に手を回してブラジャーのホックを外すと
大きな胸がふるりと溢れ出る
腰を打ちつける度に大きく揺れる柔らかい胸を両手で掴んで先端を指先で弄ぶ
その度にナカがきゅうっと締まって俺に絡みついてくるからもうそろそろ俺も限界だった
胸の先を弄んでいた手を伸ばして横に置いてあったローターをもう一度手に取ると敏感な突起に押し当てる
ビクンッと腰を弓なりに反らせて花澄がまたイッたことを教えてくれる
もう何回目かも分からない程の絶頂を迎えて花澄の顔は蕩けたように甘い顔をしていてめちゃくちゃ可愛い
我慢できなくなっている甘い声もずっと聞いていたい
華奢な身体は俺のモノを根元まで咥え込んで
普段の姿からは想像も出来ない可愛くてエロい姿
俺しか見た事なかったのに‥
岩ちゃんだとしても他の男に見られた事がすっげぇ嫌だ
嫉妬心がまたむくりと顔を出して
腰のスピードを早めていく
はぁはぁと荒い呼吸をはく小さな唇に夢中でキスをして絶頂へと向かう
『もっ‥やぁっ‥とおるっ‥好きっ‥』
「俺もっ‥花澄の事‥絶対誰にも渡したくないっ‥」
『とおるっ‥!!!』
花澄のナカがさらにキュっと締まって俺を締め付ける
ギュッと俺に抱きついてくる華奢な身体を抱きしめて
花澄の一番奥で白い欲を吐き出した
俺の欲望を花澄の身体の奥にまで送り届けるように
ゆっくりと腰を動かす