第7章 及川徹 兄妹の秘密
及川さんの熱い視線に捉えられてハッと息を呑む
こうなってしまった及川さんは私が何を言っても止まってくれない
私がへとへとになって意識を飛ばすまで何回も何回も求められる
『ごはんっ‥先にご飯食べよっ‥?それから‥ね?』
「先に花澄って言ったでしょ‥?」
そう言うと及川さんの手が私の足の間に伸びてきて
スカートの裾からするりと手が滑り込んで太腿を撫で上げる
『ゃっ‥待って‥お風呂はっ‥?』
もう片方の手が今度は制服のリボンをしゅるりと解いてブラウスの下から腰のラインをなぞる
『ひゃぁっ‥おいかわさっ‥』
お父さんが再婚してお兄ちゃんが出来るよって聞いてから兄妹のいなかった私はすっごい嬉しかった
及川さんはとっても優しくて
妹の私をとっても大事にしてくれる
初めてキスした時はびっくりしたけど
大事な人にはしていいんだよって教えてもらって
それからは毎日何回も及川さんは私にキスをするようになった
私の口内に入ってくる温かい舌が絡みついて気持ちがよくって‥なんだかお腹の奥がキュンってして‥
私の身体はそこから初めての事ばっかりでついていくのも大変だった
裸を見られるのはとっても恥ずかしかったし
触られるのなんか顔から火がでちゃうんじゃないかってくらい恥ずかしかったけど
お互いが大事な兄妹はこうやってするんだよって教えてくれた
でもこれは秘密で誰にも言ったらダメなんだって
お父さんとお母さんにも内緒だよって
そうやって及川さんは私に色んなことを教えてくれた
最初はお兄ちゃんって呼ぶのもなかなか慣れなかったけど
最近はやっと慣れてきた
「こーゆう時は下の名前で呼んで欲しいって言ったでしょ?」
『んっ‥とお‥るっ‥』
ブラウスの裾から滑り込んだ左手は私の胸を優しく包み込んで
チェックのスカートを捲し上げて右手はショーツの上から敏感なところをなぞる
「そう‥よく出来ました‥ここもすっかり濡れてるね?」
毎日のように及川さんと身体を重ねている私の身体は
今から起こることに期待して既にショーツを濡らしてしまっていたみたいで顔が熱くなる