第7章 及川徹 兄妹の秘密
及川side
『お兄ちゃん起きて〜!部活間に合わなくなるよっ?』
寝転ぶ俺の上に跨っているのが少し前にできた妹‥花澄
とにかく死ぬ程可愛い!!
それに人懐っこいからすぐに俺に懐いてくれて‥こんな状態なわけ
それにしてもよ?
性欲旺盛な男子高校生の上に
仮にも妹だからってパジャマのショートパンツ姿のまま乗るのはやばくないですか?
会った初日から思ったんだけどこの子めちゃくちゃ可愛いくせに無防備すぎるっつーか‥鈍感?
こんなんで今まで他の男に襲われたりしなかったのか?
グラビアアイドルか?って思うほどのスタイルの良さで
人を疑う事を知らない純粋さも持ってて
人の為になんでも出来る優しい心持ってるし
それで天然で童顔で可愛いってもはや漫画の世界じゃん?
そんな可愛い子が俺の妹になるなんて本当に漫画みたいだけど
とにかく俺の母ちゃんに感謝!!!!
「おはよ〜!今日も可愛いね?花澄も急がないと遅れるよ?」
頭をグッと引き寄せて唇にキスをすると顔を真っ赤にして恥ずかしがる
『もうっ‥恥ずかしいからだめだよっ‥』
身体を引き寄せたから柔らかい胸がふにゃりと密着してムラムラしてくる
『んんっ‥遅れたら岩泉さんに怒られちゃうよっ‥?』
もっと欲しくなって角度を変えて唇を何度か奪うと目を潤ませながら訴えてくるけど
俺の下半身はさらに反応してしまう
「分かった‥!!起きるけど!!続きは帰ってから‥いいよね?!」
『っ‥!!わかんないっ‥!用意するよっ!』
パッと手を離すと顔を真っ赤にして俺の部屋を出て行ってしまった
花澄に一目惚れして
毎日一緒に過ごすようになって
我慢出来るはずもない俺は少しづつ手を出していった
拒絶されるかと思ったけど
天然すぎる花澄に兄妹は相手の身体を知る為に必要な行為なんだよって冗談混じりに言ってみたら本当に信じちゃって
俺たちは何度も身体を重ねている
こんな嘘信じるってどこまで純粋なんだよって思うけど‥