第6章 木兎光太郎✖️赤葦京治 閉じ込められた部屋の中
赤葦side
「それにしても‥なんか今日花澄ちゃんの色気ダダ漏れじゃない‥?なんか‥すっげーエロい‥」
木葉さんが花澄さんをみて顔を赤くしている
「花澄さんの事そんな目で見ないでください」
ついムッとして花澄さんを引き寄せる
「赤葦‥?なんでムッとしてんの?どーした?」
この人チャラいんだけど
なんか鋭いんだよな‥
「何でもないです‥それより早く行きますよ」
「待ってアカーシ!!歩くのはえーな!!」
すぐに花澄さんに絡みに行こうとする木葉さんを上手くかわしながら帰路に着く
「じゃあ俺たちはこっちだから!また明日な!!」
木兎さんと木葉さんが大きく手を振っている
『はいっ!!木葉さんわざわざ助けにきてもらって本当に有難うございました!木兎さんも‥また明日です!』
木兎さんの名前を口にした途端少し赤くなる顔
2人に頭を下げて見送った後花澄さんと歩き出す
「今日は突然すみませんでした。でも俺は花澄さんの事本気なんで‥振り向いてもらえるまで頑張ります」
『赤葦君‥』
目があった途端に真っ赤になる顔が可愛くて堪え切れずギュッと抱きしめる
「どうしたら‥俺を選んでくれますか?」
俺の腕の中で花澄さんがなんて答えたらいいか迷っているのが分かる
『赤葦君のこと‥好きだよ‥?』
「じゃあ俺の事選んでください」
戸惑う瞳が俺の事を見上げてくるからもう一度唇を奪う
「木兎さんに負けませんから‥」
『んんっ‥』
俺の胸元をギュッと握って
俺からのキスに必死に応える花澄さん
これ以上一緒にいたらきっと今度こそ途中で止まってあげられない
俺のモノになるって言うまで
何度だってその身体を犯してしまいそうだ
『赤葦くん‥?』
不思議そうに覗き込んでくる花澄さんの頭を優しく撫でる
「俺の事選んでもらえるまで頑張りますね」
もう木兎さんにも遠慮はしない
俺は
俺のやり方で
花澄さんを手に入れる
to be continued‥