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ハイキュー 裏短編集 【R18】

第6章 木兎光太郎✖️赤葦京治 閉じ込められた部屋の中


赤葦side



床が軋む音がして
驚いて木兎さんに抱きつく姿を見て胸がチクリと痛む



スターの様にかっこいい木兎さんだから
花澄さんが好きになっても仕方ないと思っていたつもりだったけど



どうやら俺は
たとえ相手が木兎さんでも花澄さんを渡したくないようだ



抱きつく2人を引き離すようにして手を差し伸べると恐る恐る俺の手を握ってくる




しばらく歩いていると木兎さんが拗ねた様に呟く




「あかーしばっかりかっこよくてずるい‥」



「何言ってるんですか‥っ?!」




何かに驚いた花澄さんがバランスを崩して俺に抱きつく様にして倒れてくる





支えようと後ろのドアに手をついた途端にドアが開いて倒れ込んでしまう


そのまま手を繋いでいた木兎さんも覆い被さる様にバランスを崩した





バタンっ‥




『赤葦君ごめんねっ‥大丈夫っ?!木兎さんも引っ張っちゃってごめんなさいっ!』




かろうじて月明かりでお互いの顔はみえるくらいだけど



物置なのかなんなのか分からないが
3人がやっと入れるくらいの狭いスペースに閉じ込められてしまった様だ



「俺は‥大丈夫です‥花澄さんこそ体勢キツくないですか?」



床に倒れる俺の上に押し倒す様にして覆い被さる花澄さん



目の前には大きな胸が今にも触れてしまいそうなほど近付いている



『私も大丈夫だよっ‥木兎さんは大丈夫ですか‥?』




「2人とも無事で良かった!俺もなんともない‥ないけど!!違う意味でヤバい!!」




『えっ?!どうしたんですか?!怪我しました‥?!』



心配そうに木兎さんの方を振り向くけど

少し動くだけで俺の顔に柔らかい胸が触れて
近い距離にドキドキが止まらない



お腹の上に跨るようにして花澄さんが乗っているから
既に固くなった俺の欲がショーツ越しに秘密のところへ触れてしまう




「怪我じゃねぇ‥けど‥我慢できねーかも!!」




『んっ‥?なんか‥熱くて固いの‥あたってる‥?」




少し甘い声を溢して
花澄さんの身体がぴくんと身体が揺れる



きっと木兎さんの欲の塊も反応してしまって


覆い被さるようにしているからお尻に当たってしまっているんだと思う



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