第5章 澤村大地 剥き出しの嫉妬心
澤村side
両脚を肩にかけたまま何度も奥を突く度に花澄のナカがキュッと俺を締め付けて
絶頂を迎えた事を教えてくれる
紅潮した顔は涙で濡れていて
大きな目はとろんと俺を見上げて今にも意識を失ってしまいそうだ
それでもまだ足りない‥
もっともっと花澄が欲しい‥
自分がこんなにも嫉妬深いなんて花澄と付き合うまでは知らなかった
『いいよっ‥私は‥大地のものだからっ‥大地が実感するまで‥きてっ‥』
はぁはぁと顔を真っ赤にして肩で息をしながらも愛しそうな目で見つめられて心臓がギュッと締め付けられる
お前はほんとにっ‥
「どこまで可愛いんだよっ‥」
とろとろに蕩けた花澄のナカが絡みついてきて
熱くて‥ぐちゃぐちゃで死ぬほど気持ちいいっ‥
『ゃぁっ‥大地の熱くてっ‥気持ちいいっ‥』
熱の籠った大きな瞳で見上げられて腰の動きをさらに早める
「俺もっ‥花澄のナカ‥めちゃくちゃ気持ちいいっ‥」
『んっ‥うれしいっ‥』
とろとろに溶けた妖艶な顔をしていたかと思うと
ふにゃりと可愛い笑顔で見つめられてドクンとまた俺のものが固くなるのが分かる
「可愛いっ‥俺の彼女っ‥絶対誰にも渡さないっ‥」
『〜っ!!もっ‥だめっ‥!!!大地っ‥!!!』
びくびくと震える両脚をかかえたまま最奥を突いてやるとびくんっと大きく腰が浮いて身体から力が抜けるのがわかる
くたりとした身体をベッドに寝かせてから
またゆっくりとナカに挿入していく
『だいちっ‥キスっ‥してっ‥』
俺の首の後ろに両手を伸ばしてグイッと引き寄せられる
くちゅくちゅと舌を絡ませると溢れる唾液が混ざり合って口の横を垂れていく
熱くて
マジで溶けそうっ‥
繋がりあったそこも
深く求め合うキスも
堪らなく気持ちがいい
「俺もそろそろイきそうっ‥」
一生懸命快楽に耐える小さな身体を抱きしめたまま
欲望のままに腰を振る
『わたしもっ‥もうだめっ‥』
俺の背中に回された腕に力がはいる
「ずっと俺だけみててくれっ‥」