第4章 占いは信じなくても当たる時は当たる・後沖田視点【星の砂⭐︎】
『じゃあ…何て呼べばいいの?』
「…。」
確かに今のこいつが俺の事を"隊長とか""沖田さん"なんて呼ぶのもそれはそれで変か。
大石に振り向きそのまま彼女と同じ目線までしゃがんだ
「よし…じゃあ総くんって呼んでみ」
少し調子づいて普段の大石なら絶対呼ばないであろう名前で言わせてみた
『…そー…くん?』
「そうでィ、"そーちゃん"は姉上の特権だからな…お前には特別に総くんで呼ばせてやらァ」
『うん、そーくん!
あ、でも何か鳥肌立ってきた。何でかな?』
「ぶっ殺すぞテメェ…」