• テキストサイズ

空回り【銀魂】

第6章 感情コントロール


[沖田side]

「おはようごぜーやす」

教室に入り近藤さんと土方さんに挨拶する

「おう総悟、今日は早ェじゃねーか」

「こりゃ明日は雨が降るな」

「うるせー土方」

チラッと辺りを見渡すが吉野と山崎の姿が見当たらない

まだ着いてねェみたいだ…
俺の前歩いてたくせにどんだけ歩くの遅いんでィあいつら…。

「珍しいな!風紀委員の誇りだよ」

そう大袈裟に言って笑う近藤さん

「今日はたまたま目が覚めたんでさァ…変な夢のせいでね」

『どんな夢?』

「いや…多分話してもわかんなっ…」

声のした方へ振り向いた瞬間、俺の目の前に吉野の姿があった

俺は驚いて目を見開く

『わ、私出てきたりして!?』

そう言って目を輝かせてこちらを見てくる彼女からすぐに視線を逸らすと

「んなわけねーだろバカ」

すぐ様教室を出た


教室から出た俺はドアにもたれながら深い溜息をついた

ヤベェ…

俺、今スゲーあいつのこと意識してらァ…。
/ 232ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp