第20章 繋がる想い
お互いにしばらく見つめ合ってから離れると突然隣の草むらからズサササッと音がして中からクラスのみんなが出てきた
「「「あ。」」」
『…え』
「あ、あけおめ!!」
「何やってんでィ、オメェら」
そんな沖田の言葉に銀八先生は言った
「いや違うよ?別に最初から覗いてたとかそんなんじゃねーよ?たまたまだし、つか何も見てないよ!」
「桜ー!おめでとうアル!!」
『えっ!』
「ちょ、神楽ちゃん!それ今言っちゃだめだよ!」
「やれば出来んじゃねェか総悟」
「土方さんまで!?」
「次は俺とお妙さんの番っ」
「ありえねーよ!!」トゴォ
「そうよ!次は私と先生が結ばれる番っ」
「それもねーよ!!」トゴォ
妙ちゃんに蹴られてる近藤くんとさっちゃんを唖然として見ていると沖田はどこからかバズーカを持ってきてみんなに向ける
「要するに、全員最初から見てたってことで」
「そうそう!って違うよ!!たまたまだからッたま…」ドカーンッ
銀八先生が言い終える前に沖田はバズーカを撃った
『えー…』
真っ黒コゲになったみんなを見ていると妙ちゃんが話しかけてきた
「良かったわね桜ちゃん」
『妙ちゃん…うん。ありがとう』