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空回り【銀魂】

第2章 修学旅行で嵐の予感!?


一瞬で目が点になる土方と私

しばらくして沖田が「旨いだろ?」と笑顔で神楽ちゃんに聞くと彼女はみるみる顔を真っ赤にさせて…

「か…」

「か?」

「辛いィィィィ!何すんだクソドS!!」

"水!ー"と叫んだ

「タバスコでさァ…騙されたなチャイナ」

「死ねー!!」

涙目で沖田に殴りかかる神楽ちゃんとそれをさらっとかわしながら楽しそうにしてる沖田

『い、いちゃいちゃしちゃって~っ!!』

「どこが!?」

いよいよ我慢の限界がきた私は土方の腕を引っ張り店の中に入った


『あっ!二人とも偶然だね~』

「桜!」

一瞬沖田と目が合ったけどすぐ逸らされてしまった

気にしない!!

『ねぇ、何か向こうにも美味しいアイス屋さんがあるらしいから一緒に行かない?』

私がそう言うと神楽ちゃんは
「おぉ!!良いアルナ!行こっ!」と言って私の腕を掴んだ


その時

「うおっ!」

沖田が神楽ちゃんの腕を掴んだ

「悪ィがアイスなら今食ったし、お腹いっぱいなんでいらねーや。行くぜチャイナ」

「あ、おい!!」

二人はどこかへ行ってしまった

『…チッ、そうきたか』

「誰なんだよお前は!!」

私の発言に土方がつっこんだ

甘いよ沖田!このドロドロに溶けたアイスクリームより甘い!!

『行くよ土方!!』

そう言って私は再び土方の腕を掴み沖田と神楽ちゃんの後を追った


だけどあれから私がどれだけ沖田の前に現れても沖田はすぐどこかへ行ってしまう

『そんなに私のこと…嫌いなのかな』

それともそんなに神楽ちゃんが好きなのかなーと言うと土方は「日頃の行いだな」と言った

そんなことが続いて修学旅行1日目が終了した


そして翌日のこと。

今日こそ沖田と!と思っている矢先沖田はすでに神楽ちゃんをまた誘っていた

すると神楽ちゃんが沖田を私と土方のところへ無理矢理引っ張ってきた

「な、何すんでィ!チャイナ」

「お前は桜とまわれヨ!私は姉御達と約束してるアル!」

か、神楽ちゃん…。

私を見てニコッと笑う神楽ちゃん

でも…沖田の好きな人は神楽ちゃんなんだよ…
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