第3章 いざ、雄英高校へ

｢お前ら、何してる｣

話が落ち着いたところで登場したのは担任。

｢わぁ！！！相澤先生ぇぇぇ！！！｣
｢マジで東条なんなんだお前｣
｢いやー、あの人についてなにか情報くれない？｣
｢何も無い。敬語使え｣
｢はぁー？釣れないってばさー｣

｢なぁ、まだ初日だけどよ、思った事言っていいか？｣
｢オイラも考えてる事一緒だよきっと｣
｢…相澤先生って東条に甘くね？｣
｢｢｢それなぁ？？｣｣｣

こんな会話が背後でなされていたことなんて僕は知らない。

｢…反省文書きたいのか？｣
｢はんせーぶん？なにそれっ！苦しい？｣
｢書いた事無いのかよ｣
｢苦しかったらやりたいなァ。…反省文って、まさか乱歩さんが社長にやられてたやつか、？｣
｢誰だよ｣
｢独り言だよ〜気にしないで｣

そしてかの反省文とやらが僕に課されたのは一生恨むつもりでいる。何書けば良いかわかんないんだもーん！！！

乱歩さんは良くあれを耐えたね。
しかも相手は社長でしょ？僕なら耐えられなくて治くんのところに逃げ込むけど。