第1章 一晩中…と、言えば。
いくら欲情して翔くんが欲しかったからと言え
おいらは女じゃないんだから、欲情しただけじゃ穴の中が濡れる訳じゃない
だから
いきなり何の前戯も無しに翔くんのカッチカチやぞを突っ込まれたら
すんなり入りゃしないし、めちゃめちゃ痛いかったりするんだけど
それでも
愛する翔くんに、それだけ激しく求められているんだって悦びの方が
遥かに勝っていた
「Σあぁ…っ!!ああ…んっ!!////」
さっき散々喉を突かれた所為なのか
だらしなく半開きになったおいらの口から漏れ出す喘ぎ声が、掠れている
「さとちくう~ん♡
せんだみつお~っ!!」
と
さっきの相葉ちゃんの番組での話をまだ根に持っていたらしい翔くんが
突然せんだみつおゲームを始めた
「さとちくん、なはなはでしょ、なはなはって言ってっ!!///」(←アホです)
「…な…な、なは、なは…ぁん////」(←激しく攻められているもんで、後半が色っぽい感じに(笑))
「Σきゃーっ!!さとちめっちゃエロかわうぃいッ!!!
もっとなはなは言ってッ!!!!////」(←マジでアホです)
「なはぁあ~んっ/////」(←笑)
こうして
(二回戦目以降は戦場をベッドに移して)おいらは一晩中、翔くんになはなは言わされ続けた(笑)
その結果。
―翌日の撮影現場―
監督「大野くんその声どうしたの!?がっさがさじゃない!!」
智「……ちょっと、一晩中なはなは言わされてたもので……」
監督「は?」
智「……いえ、何でもないっす。」
この日の夜
おいらが翔くんにまた一週間のエッチ禁止を言い渡したのは
言うまでもない。(笑)
―おしまい―