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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第7章 夏休みといえば




「朝になったらクリーニング屋さんに「ん、そのままでいいよ」


「え?」


汗もかいたし、食べ物の匂いだって染み付いているはずなのに。


「寧々が着てたやつ、そのままちょうだい。大丈夫、匂い嗅ぐだけだから」


「何が大丈夫なの?」


染み付いた食べ物の匂いだけでは、済まされないんでしょうね。


五条くんは深夜テンション且つ、お祭りの熱気に毒されているらしくていつも以上におかしい。


嫉妬だとか言った妬み、嫉みを置き去りにするほどの変質者になっている。


「脱いだら俺の部屋に持ってきて。実家で贔屓にしてる洗濯屋があるから、そこに持ってく」


着てみて改めて分かった事。


それはこの浴衣がとても上質なものだという事。


手縫された生地はしっかりとしていて、体に沿う柔らかいもの。


機械でのプリントではなく、手染めされた繊細な色。


小物も細部に渡るこだわりを感じる一級品。


そこら辺のクリーニング屋で取り扱えるような代物ではない…のでしょうね。


「そんで洗った後は、将来の妻の浴衣だから厳重に管理するように言いつける。どう?完璧っしょ」


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