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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第6章 クッキーとゼリー




半分こにしたゼリーはすぐに食べ切ってしまった。


量としては物足りないはずなのに、少しの満腹感よりも満足感が上回る。


「食べ終わったから…帰る…のよね?」


テーブルの上にはまだまだ沢山のお菓子や飲み物が置いてある。


「買ってきたやつは全部寧々のだから好きな時に食えよ。俺は寝る」


「ね…っ!?」


五条くんはひょいっと身を乗り出して、私を跨いでベッドに寝転んだ。


「五条くん!?」


「触らないように小さくなってるからいいだろ。すげぇ眠い…寧々も一緒に寝ようぜ」


もうその頃には自在に足が動かせるようになっていたのに…


「夜通し起きてたんだから当たり前でしょ」


仰向けの五条くんとくっ付かないようにしながらも、隣に寝そべってしまう。


私の喉元まで布団をかけた五条くん本人は、肩までしか布団が届いていなかった。


「くっ付いてくれたら温かいのになぁ?寧々」


「ベッドに入れてあげてるだけ有難いと思って」


季節は6月、風邪は引かないとは思うけど、出来るだけ体温は維持した方がいいでしょう?


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