第8章 この世に生まれた意味💎
赤井さんと出かけてから数日が経ち
いつもと変わらない日常だけど
日に日に赤井さんへの気持ちがおおきくなる
なほ「ねぇ、さっきからのため息
どうしたの?」
「あと、ボーっとしてる・・・」
大夢「どうせあのオッさんの事
考えてるだよ」
なほ「あ〜なるほど」
「早く、気持ち伝えなよ」
「何の事⁉︎気持ち伝える誰に‼︎」
なほ「見てればわかるよ
赤井さんの事すきなんでしょ〜」
「何で分かるの?」
大夢「顔に書いてある・・・」
なほ「いい加減想うだけじゃ伝わらないよ」
「・・・うん」
自分でも分かってるだけど
想うだけで精一杯で
一緒に居るだけで幸せだと思うのと
この気持ちを言うてしまったら
赤井さんにはきっと迷惑にしかならない
なほ「麗奈あんたにも幸せになる権利あるだよ?」
大夢「なほそれ以上にしとけ・・・」
なほ「でも・・・」
「なほ・大夢ありがとう」
大夢「もうすぐ、誕生日だったな」
「うん」
大夢「渡したいものあるから・・・」
渡したい物ってなんだろ・・・